岩手県生協連(岩手郡滝沢村)は、2010年1月22日、「2009年度第3回灯油委員会」を開催し、この間の原油高騰と石油元売会社の卸価格の値上がりなどを理由に、昨年10月に決定した暫定価格(配達)から1リットル5円引き上げ、76円(18リットル1,368円)とすることを決めました。この価格は2月1日から3月20日までの暫定価格となります。
会議で加藤善正県連会長は「暖冬予想にもかかわらず、投機マネーの流入や厳しい寒波などが要因で12月から原油価格が異常に上がり、現在の暫定価格を改定せざるをえない。暮らしの厳しい中での苦渋の決断」と話しました。
また今後は、石油元売会社の供給責任を追及する運動を行い、灯油価格の値上がりを抑える役割を果たすために、灯油の安定供給と元売会社の監視・指導、国際的な投機マネーの規制を求め、北海道・東北の生協とともに、2月上旬に経済産業省などへの要請行動に取り組むことにしています。
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第3回灯油委員会の様子 |
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<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
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