北海道・東北地区の7道県の行政の生協担当者と道県生協連とが、年1回開催する「2009年度行政生協連絡会議」が、2009年10月22日〜23日、札幌市(北海道立消費生活センターと北海道庁会議室)において開催されました。この会合は、この地区の道県と生協連が持ち回りで主催するもので、今回は北海道と北海道生協連が主催しました。
この会議にはこの地区の行政11人、生協23人、合計34人が参加し、岩手県からは環境生活部県民生活センターの駒木豊広主査、岩手県生協連から加藤善正会長理事と金子成子専務理事が参加しました。
連絡会議は10月22日、北海道立消費生活センターにおいて開会されました。北海道生協連の麻田信二会長理事が主催者挨拶の後、日本生協連組織推進本部福祉事業推進部の尾崎靖宏担当が「生協の福祉活動〜くらしの助け合い活動を中心に」と題して生協の地域貢献の事例として全国の生協の福祉活動の現状を報告しました。(二日目)10月23日は9時30分から再開しました。北海道環境生活部の中西猛雄生活局長の挨拶の後、北海道総合政策部地域主権局道州制グループの青木真郎主幹から「道州制の実現に向けて」と題して、「分権型社会のモデル構想」などを軸に報告いただきました。その後、各道県の行政と生協連から「地方消費者行政活性化計画〜消費者行政活性化オリジナル事業」についての情報交換と質疑応答を行いました。参加者から、「消費者行政のテーマはこのままにせずに行政と生協のシンポなどで深めて欲しい」との要望がありました。
最後に、来年度の開催県を「岩手県」と確認し連絡会議を終了しました。
|
|
連絡会議の様子 |
<開催概要>
|
◇ |
日時: |
2009年10月22日(木)13時30分〜23日(金)11時30分 |
◇ |
場所: |
北海道庁 |
◇ |
主催: |
北海道、北海道生協連 |
◇ |
参加者: |
行政11人、生協23人、合計34人 |
行政:北海道(6)、青森県(1)、秋田県(1)、岩手県(1)、宮城県(1)、山形県(1) |
県生協連:北海道(3)、青森(2)、秋田(2)、岩手(2)、宮城(2)、山形(2)、福島(2)、 |
日本生協連(7※含む北海道・東北地連) |
●さっぽろ高齢者福祉生活協同組合を見学
会議の前に、「さっぽろ高齢者福祉生活協同組合」(2005年12月設立、札幌市東区、河原克美理事長)の2つの施設見学がありました。同生協は北海道知事の認可を受け、高齢者福祉事業のみ行う福祉専門生協です。介護付有料老人ホーム「イリスもとまち」(2006年9月開設)、住宅型有料老人ホーム「イリス北8条」(08年10月開設)の2施設を拠点に、高齢者の福祉・介護活動に取り組んでいました。
☆さっぽろ高齢者福祉生活協同組合のホームページはこちら
(出典:山形県生協連・写真-北海道生協連のホームページ)
|