岩手県生協連(岩手郡滝沢村)は、2009年9月15日、労働福祉会館(盛岡市)において「第1回灯油委員会」を開催しました。この会議には、県学校生協やいわて生協から組合員・職員など約60人が参加しました。
会議では、加藤善正県連会長による「石油をめぐる世界的情勢と灯油運動の意義〜今年の灯油価格の見通し」報告で情勢を学習し、各生協の取組み状況を交流した後、当面の灯油価格を決定しました。
会議後に、県生協連など生協代表8名による岩手県への灯油価格についての要請行動を実施しました。
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当面の灯油配達価格を18リットル1,242円に決定 |
各生協・県連の今冬の灯油運動計画の交流を行い、「1缶1,200円は、きびしいくらしの中では高い価格。『自分が安い灯油を買えればいい』ではなく、みんなのくらしの問題として運動と仲間づくりを強めていこう」ということを確認し、当面(9月21日〜10月20日)の灯油配達価格を18リットル1,242円(税込み)に決定しました。これは、昨年同期価格(2,160円)を918円下回っていますが、昨シーズン末(09年3月)より高い価格であり、値上げ基調の原油動向の中で今後さらなる値上げも考えられます。 |
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生協「灯油に関する要請書」県に提出、県「福祉灯油など対策の検討」を約束 |
県庁を訪れた生協代表8名は、松川求県環境生活部長に「灯油に関する要請書」を提出しました。要請主旨は「福祉灯油の実施と拡充、“投機マネー”への指導を国働きかけること」など。これに対して、松川部長は「灯油価格の調査を行い、灯油価格が上がるようであれば、福祉灯油などの対策を検討する」と回答しました。
県生協連では今後、岩手県議会への請願活動にも取り組む予定です。
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灯油委員会の様子 |
県に要請書を渡す生協の代表 |
<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225 |