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県生協連ニュース

09/04/10

灯油委員会を開催し、冬季灯油価格1リットルあたり2.5円還元を決定
 

 岩手県生協連(本部:岩手郡滝沢村)では、2009年3月11日開催した「第7回灯油委員会」において、08年度冬季灯油価格の最終価格を決定し、2008年11月21日〜2009年3月20日(12月度〜3月度)の配達分について、「1リットル2.5円(18リットル1缶45円)の還元を行うこと」を決定しました。

 今シーズン当初は原油価格高騰が懸念されましたが、不況による家計の節約がすすんだことや記録的な暖冬のため灯油消費量は大きく減少。不安定な灯油情勢の中でも生協の灯油利用者の拡大がすすみ、昨年を大きく超える灯油仲間づくりを実現することができました。

生協灯油は冬季期間中を通じて、県内平均価格を4円前後下回る価格を実現!!

 こうした仲間づくりと利用結集、シーズン後半の仕入価格の値下がりによって、12月度?3月度の配達分について1リットル2.5円の還元を行うことを決定しました。これにより、生協灯油は冬季期間中を通じて、県内平均価格を4円前後下回る価格を実現できました。これによる還元総額(概算)は5,830万円で、県平均価格に比べ、生協灯油利用組合員への家計貢献はおよそ1億2千万円になりました。

 今後の情勢としては、原油価格は40ドル台前半が続いていますが、円が下がり始め、輸入価格に影響する一方で、世界的な不況がしばらくは続くとの予想からすぐには大きな値動きにならないと推測されます。また、灯油国内在庫は前年を上回る水準となっており、需要期を終えてもう一段の値下がりも考えられます。

 灯油委員会では、国の石油離れをすすめる施策が垣間見える中、灯油から電気へといったエネルギーの転換が生活実態としてどのくらい進んでいるのか、次年度灯油運動の中で調査も必要ではないかといった意見も出されました。


■12月21日〜3月20日の最終灯油価格は以下のようになります。
□定期巡回給油(配達税込価格)
1リットルあたり…64.5円
18リットルあたり…1,1615円
□電話注文(配達税込価格)
1リットルあたり…65.5円
18リットルあたり…1,179円

第7回灯油委員会の様子
第7回灯油委員会の様子

<お問い合わせ先>
  岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225