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県生協連ニュース

09/03/26

日本生協連北海道・東北地連「2008年度第3回男女共同参画委員会」報告
〜「生協組合員と職員の意識調査」結果について議論〜
 

 北海道・東北地区の生協が参加する日本生協連北海道・東北地連「2008年度第3回男女共同参画委員会」(委員長:廣部公子生協共立社理事)が、2009年3月3日、日本生協連東北地連(事務所:仙台市、針川佐久眞事務局長)の会議室で開催されました。この会合では、北海道・東北地区の生協の組合員・役職員約1,500名から回答を得た「生協組合員と職員の意識調査」についてのまとめについて、この地区の男女共同参画に対する興味深い結果が報告され、それについて、今後の課題を検討しました。

 この会合には岩手県からはいわて生協の磯田朋子理事が出席しました。

<2008年度第3回男女共同参画委員会概要>
司会は廣部委員長
「生協組合員と職員の意識調査」(回答総数:組合員805名+職員676名=1,481名)
2008年8月〜9月にかけて各県連・生協を対象に行われたアンケートは回答総数が約1,500名という大規模調査になりました。調査結果の骨子は以下のように興味深いものとなりました。
男女の地位の平等に関して“社会通念や慣習・しきたり”で圧倒的な男性優遇が実態。
学校教育や生協活動では“平等”意識が高い。
子育てや家事や社会活動などの分担に関しては、ほとんど“妻”が担っているのが実態。
生協に期待することについては女性の健康活動への支援、意識改革のための学習会開催など。
この結果から、今後生協として、組合員に対しては、理事や組合員の学習や交流を進めること、子育て支援活動の周知を図ること、健康支援活動の要望の具体化を進めることなどが必要。

生協職員に対しては、経営層への理解を進めること、先進企業事例の研究、職場内コミュニケーションの充実、制度取得の促進などを進めること。
☆「生協組合員と職員の意識調査」(ダイジェスト版)はこちら(PDF 230 KB)
参加生協:
北海道生協連、青森県生協連、コープあおもり、コープあきた、いわて生協、生協共立社、みやぎ生協、コープふくしま、コープあいづ、日本生協連:政策企画部、地連事務局