岩手県消費者団体連絡協議会（高橋克公会長）、岩手県社会保障推進協議会（高橋八郎会長）、岩手県保険医協会（箱石勝見会長）は３月２日、岩手県議会の渡辺幸貫議長はじめ県議会議員全員に「県民本位の県立病院経営計画を求める陳情書」を提出しました。県立１病院、５地域診療センターから入院ベッドをなくす県医療局の計画に対し、（１）４月から強行しないこと、（２）県立病院のあり方について住民との合意形成を図ること、が陳情の内容です。

　出席者からは「勤務医も大変だが、地域から入院ベッドがなくなる住民も大変だ」「県立病院のあるべき姿を議論してほしい」「県立病院の縮小後、将来的にどうなるのか見えず不安」との声が出され、対応した渡辺議長は「勤務医は悲鳴をあげている。解決策を見出すには、話し合って現状認識を深める必要がある」と応じました。

陳情の様子