岩手県生協連・県消団連は、原油価格の急落と円高の現状から、東北電力岩手支社、(社)岩手県高圧ガス保安協会、盛岡ガス(株)の3社に対して、2008年11月26日に、電力とガス料金の値上げ、LPガス料金の引き下げなどを要請いたしました。
要請団は、岩手県生協連の加藤善正会長、県消団連の高橋克公会長、いわて生協の梅澤明美常務理事、県学校生協の沼田聡総務課長など9人でした。いわて生協からは組合員の灯油委員も要請団に加わりました。要請団は、訪れた要請先で主旨を伝えるとともに、別掲の要望書(要請書)をお渡ししました。
今回の要請理由は、この間、原油価格が50ドル台に急落していること、急激な円高によるコストの見直しが必要なこと、さらに、この間の、世界的な原油や穀物の異常高騰により燃料や資材の値上げが食料など生活必需品の一斉値上げをもたらし、消費者はもとより農林漁業生産者、中小の事業者のくらしと経営を直撃したばかりか、これからの不況・販売不振、賃金・収入の引下げ、税金や社会保障の負担増などを考えると、電力料金の値上げや高いガス料金は、住民・消費者・事業者の「先行きに対する不安感」を一層強めることにつながること、などです。
【要請先と要請主旨】 |
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○東北電力岩手支社 「電力料金の値上げ中止」を求める要望 |
○盛岡ガス 「ガス料金の値上げ計画」の中止を求める要望 |
○ガス保安協 「LPガス料金の適正化(引き下げ)指導を求める」要請 |
☆11.26要請書 (全文)はこちら(PDF:155
KB) |
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東北電力で要望書を渡す様子 |
ガス保安協での要請の様子 |
<問い合わせ先> 岩手県生協連・岩手県消団連 電話:019−684−2225
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