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県生協連ニュース

07/12/19

生協連北海道・東北地区「07年度第2 回環境活動交流会」報告
〜クリーンエネルギーの町−葛巻町を視察、岩手から4人参加〜

 

  日本生協連(本部:渋谷区、山下俊史会長)が、北海道・東北地区の生協を対象に、「2007年度第2回環境活動交流」を、11月1〜2日に、「ミルクとワインとクリーンエネルギーの町」として名高い岩手県葛巻町で開催しました。この交流会には、各生協の組合員理事、ISO 担当者、環境活動担当者などが参加しました。地元岩手から、岩手県生協連(本部:岩手郡滝沢村) の会員のいわて生協の内沢常務理事、大沢理事、鈴木品質管理室長、石田EM 推進委員の4人が参加しました。以下概要を紹介します。

  岩手県の葛巻町は、15基の風力発電機風車、中学校での太陽光発電で、町全体を再生可能エネルギー(熱量換算)で78%(自給率)をまかない、畜産/木質バイオマス発電などを持ち、平成11年「新エネルギー町・葛巻」宣言で一躍脚光を浴びました。

葛巻町のHPはこちら

  今回の交流会は、くずまき高原牧場でバイオマスシステム、企業の森の森づくり事業、葛巻林業と高吟製材所で、木材チップ・燃料ペレット・集成材などを、風力発電施設を視察した後、環境の町葛巻を提案し推進してきた中村哲雄前町長の講演、現職の鈴木重男町長を含めた町の方々との交流会を行いました。

<交流会の概要>

視察場所と施設内容
(1) くずまき高原牧場
(畜糞バイオマスシステム⇒牧場から出るふん尿と生ごみを利用したガス発電と熱利用システム、木質バイオマスガス化発電設備)
(2) 企業の森
(民間資本に森林を買い取ってもらい、森林組合が森林環境を整備することによる森づくり事業)
(3) 葛巻林業
(木材チップと燃料ペレット製造)、高吟製材所(地元のカラマツ材で集成材)
(4) 風力発電所
(プロペラ型の風車を利用した風力発電<22,000kwh>設備など)
講演「天と地と人のめぐみで環境の町葛巻に」(要旨)   講師:中村哲雄前町長
町民の皆さんが自信と誇りを持って住める町づくり。
学校で環境教育を実施、家庭でもエネルギーの節約。
「情報量が仕事の質を決定する。当たり前のことを他人より一生懸命やる。プロとして仕事をすることが重要」
現職の鈴木重男町長、中村哲雄前町長など町の方々と交流会しました。
生協に対する率直なご意見をいただくなどお互いの理解を深める大変有意義な交流会。
参加生協と参加者:
コープあおもり(機関運営部中根さん)、いわて生協(内沢常務理事・大沢理事・鈴木品質管理室長・石田EM推進委員)、みやぎ生協(伊藤環境研究会担当)、コープふくしま(須藤理事・渡部理事)、日本生協連(環境事業推進室・羽田担当、北海道・東北地連・針川事務局長・住吉担当)

(情報提供:日本生協連北海道・東北地連)