岩手生協連と県消団連(本部:岩手郡)などが参加する“世界の平和を願う市民のつどいin岩手
実行委員会”では、2007年3月3日、サンビル大ホール(盛岡市大通)において、標記の集いを開催しました。実行委員会の「戦争に反対し平和を願う市民の参加で、今あらためて、平和を考え合いましょう」との呼びかけに、約500人もの市民が参加し、経済アナリスト・獨協大学教授の森永卓郎さんの「くらしが壊れ、平和がゆらぐ仕組み〜イラクの最新情報から主権者として考える」という講演に耳を傾けました。森永さんは、講演で、ブッシュ政権と安倍総理の進める新自由主義の怖さについて強調するとともに、「国民はだまされてはいけない。戦争を起こさない社会を目指すべきだ」と呼びかけ、会場から大きな共感の拍手が沸きました。
◇森永卓郎さんの講演の要旨 |
「くらしが壊れ、平和がゆらぐ仕組み」〜イラクの最新情報から主権者として考える〜 |
「経済と戦争は表裏一体。新自由主義者といわれるブッシュ政権を担う一部のアメリカ人は、イラクで何人死のうが関係ない、自分たちが儲かればそれでいいという考えかただ。景気が20兆円成長しても労働者が受け取った合計額は、5年間で5兆円減っている。利益の多くは、株主と大企業の経営者が一番。中小企業や一般国民には回っていない。国民はだまされてはいけない。戦争を起こさない社会を目指すべきだ」 |
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経済ジャーナリスト・森永卓郎さん |
<お問い合わせ先>
岩手県生協連・岩手県消団連 事務局 電話:019−684−2225
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