岩手県生活協同組合連合会

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県生協連ニュース

06/10/20
「協同組合とは」を学び、自分の仕事を振り返る  生協学校を開催
 
 グローバル化・市場競争至上主義のもとで、組合員のくらし・地域・平和・事業経営は、ますます厳しさを増していますが、こうした状況と生協の役割をしっかりととらえ、生協の常勤者として危機意識をもって立ち向かうことができる、「基礎的な力をつけていく」ことをめざし、今年度の「生協学校」を開催しました(10月13日〜14日、南部富士見ハイツにて、6生協から18名参加)。

 学習1「協同組合とは 〜生協の誕生と歴史・運営原則〜」(山形大学名誉教授 大全洋さん)、学習2「くらし・地域・平和・経営の4つの危機と生協常勤者の役割」(岩手県生協連 加藤 善正 会長理事)、学習3「私と医療生協」(盛岡医療生協 副理事長 遠藤 寿美子さん)のそれぞれの講演を受け、参加者同士が「何を学んだか」「自分自身は今度どうしようと思ったか」と出し合い、グループごとに掘り下げ・意見交流を行いました。
講演する遠藤盛岡医療生協副理事 意見交流の様子

参加者の感想から

  • 協同していく大切さをあらためて実感させられました。人と人とのつながり、あらたな自分との出会いを見つけられるように、人とのかかわりを増やしたい。協同の歴史を初めて知ることができ、勉強になりました。
  • 協同組合の歴史(ロッヂデール物語)から協同組合の原点を学ぶことができよかったです。遠藤副理事長さんのお話を聞き、人と人とのつながりをどう作っていくかという点については、今後、人と話す機会を大いにもうけ、目標達成に向けて頑張りたいと思います。
  • 戦争の話の中で・・自由のために戦争することは戦争が終わるまで自由はないし、戦争が終わっても(テロの恐怖、それに対する対策など)自由になることはないのだろう。あらためて戦争の無意味さを痛感した。自分で考えを持っていきたい。
  • 「雷鳴より稲妻が先立つように、思想がなければ実践はない」という言葉のように、私も思想ではありませんが、確固たる信念を持って仕事をしていけるように、実務と理想、両方考えていかなければならないと思いました。
  • 最近は日々の業務に追われて目先のことしか考えていなかったので、短い間だったが協同組合とは何か、生協とは何かを改めて考える時間を作っていただいたことは大変良かった。また忘れそうになったときにこのような機会をもうけてほしい。