この間の原油価格高騰や不安定な中東情勢などで、ガソリン等石油製品の価格の高騰が続いています。(財)石油情報センター調べでも、東北地域の灯油価格は1,569円(8月21日現在の配達価格)と、昨年同時期の1,236円に比べても333円もの大幅な値上げになっており、消費者の不安が高まっています。
北海道・東北地域の7つの道県生協連は、2006年8月25日、仙台市において、灯油政策交流会と行政等への要請行動を行いました。各地の生協連と生協から約40名が参加しました。岩手県からも県生協連・学校生協・いわて生協から8名が出席しました。
交流会では、今年の灯油状況について「灯油政策交流会」と、適正価格の実現と数量の安定確保を求めるための「要請行動」を行ないました。
午前の交流会で、今年の灯油の取組みを交流し、運動を強めていくことを確認した後、午後からの要請行動では、灯油の安定供給と安価な価格の実現を求め、4つのグループに別れて、公正取引委員会東北事務所と経済産業省東北経済産業局、元売り事業者の昭和シェル石油(株)と新日本石油(株)に要請を行ないました。
北海道・東北地域の生協では、今冬の灯油問題について引き続き交流・要請行動などの取り組みを行っていく予定です。
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