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県生協連ニュース |
2006/04/25 |
21万人の熱〜い思いを携えて・・
九条を守る会代表団 国会請願行動に行ってきました! |
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2006年4月25日、これまで寄せられた「9条をまもる」署名は全県で214,033筆にのぼり、第1次請願分として、地域「九条をまもる」会や各組織、「岩手の会」幹事団体からの代表21名が国会請願へ行って来ました。
到着後、参議院議員 近藤正道(社民)さんと衆議院議員 笠井亮(共産)さんより国会における憲法改定に関わる審議の状況などの説明を受けました。
現在行われている委員会では、憲法改正に必要とされる国民投票法案について論議となっている。政府側は改憲ありきの下、憲法改正を行う為にこの法案についてより有利な内容で国会を通そうとしていると話し、現在の政府案では、(1)改定に必要な『過半数』を、有権者の半分ではなく有効投票数の二分の一にしたい。(2)改定項目を出来る限り一括で投票することにし、良い改定と悪い改定を抱き合わせでやりたい。(3)選挙(周知)活動やマスコミ報道などを規制し、改定内容を理解できないまま短期間で行いたい。などひどい内容であるということでした。
また、教育基本法改定についても近いうちの閣議決定になりそうだが(この後、4月28日に閣議決定)、改憲側は憲法に沿った教育を!という考えで、このままでは、戦前のような『愛国心教育』が行われる可能性が有るとの事でした。
最後に、国会は改憲の発議しか出来ない。最終的な決定は国民投票にしかない。そういう意味でも、草の根から9条をはじめ憲法改定反対の声を広げていかなければならないということでした。
その後、4グループに分かれて、岩手出身の議員と社民党・共産党の議員に要請行動を行いました。参加者が偶然21人でしたから、1人1万人分の思いを携えたことになりました。
現在通常国会の時期であり、それにともなう委員会等でお忙しい中でしたが、10人以上の議員に直接会うことができ、紹介議員になっていただけるようお願いをしました。県内で20万筆以上となったと聞いてから親身になってくれた議員がいたりと、そう意味でも、数の力は凄いと思うとともに、目標の60万人に向けて頑張っていかなければと思いました。
これらの働きかけの結果、31名(社民13、共産18)の国会議員に、署名提出のための紹介議員を引き受けていただきました。
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国会審議状況の説明を受ける代表団 |
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辻元清美議員(社民党)と |
高橋千鶴子議員(共産党)と |
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