９月２２日、今年度第１回の灯油委員会を開催し、灯油を取巻く情勢や価格について話し合いました。冬が長く寒い岩手に住む私達にとって灯油は生活必需品ですが、世界の原油価格が高騰を続け、さらに国内の石油元売会社が在庫や価格調整を強めている状況から、今冬の灯油価格は大幅に値上がりする見通しであり、家計への負担増が心配されています。

　委員会では、灯油価格を現状のまま１０月２０日まで据え置くことを決めました。これは、需要期のシーズン入りを低価格に抑え、プライスリーダーとしての役割を果たすためです。１０月２１日以降の価格については、原油価格の状況等も見ながら検討します（次回委員会は１０月１９日開催）。

　灯油の適正価格の維持と安定供給を求めて、今後、国や石油元売会社への要請行動、家計や地域経済への影響調査に取り組む計画です。

配達・灯油価格　１０月２０日まで