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県生協連ニュース

2005/09/12
アメリカでのBSE対策の実態は BSE問題学習講演会
 
 

全頭検査の緩和や、それを受けてアメリカ牛の輸入再開が準備される中、アメリカのBSE問題に詳しいジョン・スタウバーさん(ジャーナリスト)をお招きして、9月12日盛岡市総合福祉センターでBSE問題学習講演会が開催されました。県消団連・県生協連・いわて生協・県学校生協が呼びかけ、生協、農協、生産者団体、消費者団体など19団体が実行委員会をつくり主催しました。

 スタウバーさんは、「アメリカのBSE検査の実態に関する情報は非常に少ない。秘密裏に検査されているといっていい。検査牛がどこでどのような基準で選ばれたかなど、その情報はほとんど公開されていない。」と述べ、また、生産コストを安くするため子牛に与える「代用乳」や豚・鶏用飼料の形でBSE感染源(異常プリオンたんぱく)の牛肉骨粉が流通していることなどを話しました。

 学習講演に続き、アメリカの餌や検査体制などに問題の多い実態を明らかにし、「全頭検査こそ最大の予防」を訴える参加者アピールを提案し了承されました。