岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)はこのほど、今年度の当面の灯油価格を決定し案内しました。昨年スタート価格より、1リットル当たり1円、1缶では18円高ですが、昨年並みを維持。
昨年の10月21日〜のシーズンイン価格109円は、過去最高値として報道されましたが。今回それを上回るため、最高値の更新になります。
●予定期間:2023年10月21日〜11月20日※すべて消費税込み価格
決定価格: |
配達価格・定期巡回お任せ給油: |
1リットル当たり110円、1缶1,980円(昨年より+18円) |
電話注文はプラス1円: |
1リットル当たり111円、1缶1,998円( 同上 ) |
●2023年度の当面の生協の灯油価格と現在の状況
(1)過去に、2008年9月21日〜10月20日に1リットル120円だった時があります。その時は生協の定期巡回が始まる10月21日〜のシーズンイン価格は105円に大幅に下がり、その後はさらに下がっていきました。昨年の10月21日〜のシーズンイン価格109円は、過去最高値として報道されましたが。今回それを上回るため、最高値の更新になります。
※「暫定価格」とは・・仮の価格。後日決定価格を決めて、差額が出た場合は割り戻しをします。ある程度原油価格が安定した状況の時は、「暫定価格」で発表します。「決定価格」とは、割り戻しなどは想定しない決定した価格のこと。
(2) 原油価格は90ドル台で推移する予想です。ただし、ロシアウクライナの状況、中東の状況、世界経済、OPECプラスの減産状況など、不確定要素が多いため長期に見通せる状況にありません。
(3) 冬期を見通すことは困難ですが、組合員の家計の厳しさを考慮し、シーズンインの価格を決める必要があります。現在県の平均は1リットル119円で1缶2,100円を超えていますが、生協の灯油価格の冬期スタートは、家計応援のためにも以下のように2,000円を切る価格でスタートさせます。県内の灯油価格の抑制にもつながることを期待します。
なお、10月21日(土)からの定期巡回価格は、1か月間をめどとした「決定価格」とします。
今後も原油、為替、気候などで卸価格は変更されますので、必要な場合は1か月の期間途中でも価格を変更する場合が十分あります。(延長してそのままという場合もあります。)
<問い合わせ先>
岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225
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