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灯油関連コーナー

岩手県生協連「2023年度灯油価還元のお知らせ(第4報)
〜期間:12月21日〜3月20日 灯油 1リットル当たり2円還元

 岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)は、決定価格期間の12月21日〜3月20日の3ヶ月分の暫定価格(116円)について1リットル当たり2円の還元(114円)をします。

 ※12月21日〜23日は114円の決定価格でしたので、112円とします。

(1)3か月分を還元対象にした理由

 今冬も、原油価格の高騰、円安により18g1缶2000円灯油で始まった大変なシーズンでした。

 前述した通り、原油は下がるが、為替の動きと政府による補助金額により、仕切り価格(卸価格)は値上げされて小売価格も上げざるを得ない状況があるなど、見通しが立てられず11月、12月と2回の価格変更を行いました。特に12月25日の変更は、中東の紛争の影響もあり仕切りが上昇し変更せざるを得ませんでした。 その後も仕切り価格は小刻みには動いたものの、比較的安定。また、政府の補助金も4月末の終了から7月末まで延長が決まり3月に入っても仕切り価格は安定しました。

 さらに、3月には気温が下がり供給量も増え組合員の利用も集まりました。

 灯油事業として還元できる見通しが立ちましたし、組合員の生活は相次ぐ物価上昇で苦しい中ですので、遡って12月21日から3か月間還元することを提案します。

(2) 生協灯油の最終価格

10月21日〜11月19日の定期巡回おまかせ給油価格: 110円 電話注文給油価格:111円
11月20日〜12月23日の定期巡回おまかせ給油価格: 114円 電話注文給油価格:115円
12月25日〜3月20日の定期巡回おまかせ給油価格  : 116円 ⇒114円
電話注文給油価格: 117円 ⇒115円

(3)今回の決定で、定期巡回の生協価格は,県の平均価格を下回ります。

期間 生協暫定 上段定期 決定価格 上段定期 県平均価格
下段電話 下段電話
10/21〜11/19   110円 10月 114,5円
111円 11月 114,9円
11/20〜12/23   114円 12月 116.8円
115円  
12/25〜1/20 116円 114円 1月 116,6円
117円 115円  
1/21〜2/20 116円 114円 2月 116.7円
117円 115円  
2/21〜3/20 116円 114円 3月 未発表
117円 115円  
  • 決定価格を月別の利用量と掛け合わせ灯油代金を計算すると、冬期6か月の使用量は平均858ℓ(前年比96.0%)負担額は97,627円(前年95,820円)になりました。昨年より35ℓ使用を減らしましたが負担額は2千円近く増えています。気温高、単価高のため使用量を減らして節約した結果だと思われます。
  • しかし一冬で10万円近くの灯油代は、北国に住むものにとって、大変重い負担です。地域経済も圧迫します。(※生協の冬灯油は10月21日からの5か月ですが、過去には9月21日からの6か月間でしたので、灯油代の計算は6か月でしています)。
  • 国による高騰対策が必要ですし、OPECの化石燃料に頼らないで、かつエネルギー自給を高めること(原発ではなく)に、早く、本気で取り組んで欲しいと願います。今のままでは、石油メジャー、日本の石油元売り会社の利益が増えるだけで、くらしもきびしくなるだけです。
  • なお、県平均価格で同じ灯油量を利用するよりは、生協灯油を利用したほうが約2200円安くなります。

<参考情報>

3月21日以降の灯油については、各生協ごとの独自価格となります。

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225

岩手県生協連「生協の当面の灯油価格の「変更・値上げ」のお知らせ(第3報)
〜期間:2023年12月25日〜2024年1月20日 灯油 1リットル当たり116円〜

 岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)は、現行の灯油価格(1リットル当たり114円・1缶2,052円)を、仕切り価格の上昇に伴い以下に変更することといたします。年内は維持したいと努力しましたが、やむを得ず12月25日より以下に変更いたします。

変更前の「定期巡回価格」と「電話注文価格:予定期間 11月20日(月)〜12月23日(土)

【決定価格】

配達価格・定期巡回おまかせ給油 1リットル114円: 1缶2,052円(前月より1リットル+4円、1缶+72円)
電話注文は1円プラスの1リットル115円: 1缶2,070円(        同上        )

※すべて消費税込み価格

変更後の「定期巡回価格」と「電話注文価格:予定期間:2023年12月25日〜2024年1月20日

【決定価格】

 ※状況変化次第では途中変更があり得ます。すべて消費税込み価格。

配達価格・定期巡回お任せ給油: 1リットル当たり116円、1缶2,088円(前月より1リットル+2円・1缶+36円)
電話注文はプラス1円: 1リットル当たり117円、1缶2,106円(        同上        )

変更の理由、今後の情況ついて

(1)原油価格は、11月に1バレル80ドル後半だったものが、現在は70ドル台と5か月ぶりに下がっています。世界経済の減速懸念が続いており、原油の需要は伸びていません。また、OPECプラスも11月30日の会合で今後の協調減産の強化を見送りました。

為替については、11月の1ドル151〜2円の円安から、現在は140円台前半と少し円高になり、円建てでの原油コストは1リットル77円から70円に下がっています。

(2)一方、石油元売り会社が発表する「仕切り価格」は、前回生協灯油価格変更を決めた後の、11月16日から12月13日までの4週間で合計3.3円上昇しました。次週の14日以降も0.2円上がる発表です。円建てコストが下がっているにもかかわらず、元売りの仕切り価格が上がるのは政府補助の減額の影響です。直近の補助金の変化は、25.1円⇒23,5円⇒21.9円⇒19.9円と下がり続け、来週はさらに5円下がり14円台の補助と、原油価格の下げ幅より政府補助金の減額幅が大きいことから仕切り価格が引き上げられ、全国平均小売価格も2円ほど上昇しています。

(3)県内の配達灯油の平均は、こうした仕切り価格の上昇もあり、配達価格の平均は117円程度です。生協の現在価格114円は、仕切り価格3円強の上昇を反映しておらずこのままの供給は難しいですが、なんとか2円上昇に抑え、定期巡回価格116円とすることにしました。

どうかご理解をお願いします。

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225

岩手県生協連:生協当面の灯油価格の「変更・値上げ」(第2報)
〜期間:2023年11月20日〜12月20日 灯油 1リットル当たり114円〜

 岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)は、10月中旬以降の4週間で、石油元売り会社の仕切り価格は、合計で4.8円上昇しました。

 1か月間は、シーズンイン価格を維持するよう努力しましたが、現行の灯油価格(1リットル:110円、1缶:1,980円)を11月20日より、以下に変更させていただきます。

決定価格:予定期間:2023年11月20日〜12月20日※すべて消費税込み価格

配達価格・定期巡回お任せ給油: 1リットル当114円、1缶2,052円 (前月より1リットル当たり4円+、1缶72円+)
電話注文はプラス1円: 1リットル当たり115円、1缶2,070円 (          同上          )

当面の生協の灯油価格と値上げ理由について

(1)原油価格は、1バレル90ドル台になるだろうと予想しましたが、この1か月間では若干下がり、現在は80ドル後半です。下がった理由は、OPECプラスの減産分を埋める形でイランやアメリカが積極的に増産しているためです。しかし、今後については景気懸念から下落傾向になるのか、逆に中東紛争の影響が高騰につながるのか、先行きはわからない状況です。

(2)一方、石油元売り会社が発表する「仕切り価格」は、10月19日〜11月15日までの4週間では、円安が1ドル151円に進むなどの影響で、一時期上昇しましたが、4週でならせばプラマイゼロです。ところが、政府の補助金を加味した実質の仕切り価格は、10月中に3.3円上昇し、11月に入っても1.5円の上昇。合計で4.8円上昇しました。これは、単純に1リットル当たりの政府補助が減ったことを意味します。1リットルあたり33円程度の補助から、現在は29円に下がったため実際の仕切り価格は上昇しています。

(3)県内の配達灯油の平均は、10月中旬117円程度でしたが、生協灯油の価格も意識され、11月上旬は、114〜115円にゆるやかに下がってきました。しかし、仕切り価格が10月から上がっているため、これ以上は下げられない状況だと思われます。生協も、1か月間は当初の110円を維持するため努力をしましたがこのままでの供給は困難となります。よって、11月20日から4円の値上げをせざるを得ません。 どうかご理解をお願いします。

どうかご理解をお願いします。

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225

岩手県生協連「「2023年度生協当面の灯油価格のお知らせ(第1報)
〜期間:2023年10月21日〜11月20日 灯油 1リットル当たり110円〜

 岩手県生協連(滝沢市土沢、飯塚明彦会長理事)はこのほど、今年度の当面の灯油価格を決定し案内しました。昨年スタート価格より、1リットル当たり1円、1缶では18円高ですが、昨年並みを維持。

 昨年の10月21日〜のシーズンイン価格109円は、過去最高値として報道されましたが。今回それを上回るため、最高値の更新になります。

予定期間:2023年10月21日〜11月20日※すべて消費税込み価格

決定価格: 配達価格・定期巡回お任せ給油: 1リットル当たり110円、1缶1,980円(昨年より+18円)
電話注文はプラス1円: 1リットル当たり111円、1缶1,998円(   同上   )

2023年度の当面の生協の灯油価格と現在の状況

(1)過去に、2008年9月21日〜10月20日に1リットル120円だった時があります。その時は生協の定期巡回が始まる10月21日〜のシーズンイン価格は105円に大幅に下がり、その後はさらに下がっていきました。昨年の10月21日〜のシーズンイン価格109円は、過去最高値として報道されましたが。今回それを上回るため、最高値の更新になります。

※「暫定価格」とは・・仮の価格。後日決定価格を決めて、差額が出た場合は割り戻しをします。ある程度原油価格が安定した状況の時は、「暫定価格」で発表します。「決定価格」とは、割り戻しなどは想定しない決定した価格のこと。

(2) 原油価格は90ドル台で推移する予想です。ただし、ロシアウクライナの状況、中東の状況、世界経済、OPECプラスの減産状況など、不確定要素が多いため長期に見通せる状況にありません。

(3) 冬期を見通すことは困難ですが、組合員の家計の厳しさを考慮し、シーズンインの価格を決める必要があります。現在県の平均は1リットル119円で1缶2,100円を超えていますが、生協の灯油価格の冬期スタートは、家計応援のためにも以下のように2,000円を切る価格でスタートさせます。県内の灯油価格の抑制にもつながることを期待します。

なお、10月21日(土)からの定期巡回価格は、1か月間をめどとした「決定価格」とします。

今後も原油、為替、気候などで卸価格は変更されますので、必要な場合は1か月の期間途中でも価格を変更する場合が十分あります。(延長してそのままという場合もあります。)

<問い合わせ先>

岩手県生協連 事務局 電話:019−684−2225