岩手県消費者大会実行委員会(参加17団体、事務局:県消団連内)が主催する「2017年岩手県消費者大会」は、11月2日、盛岡市内のサンビルにおいて、生協など各団体のメンバー約450名の参加をえて標記の消費者大会を開催しました。この大会は盛岡市に後援いただきました。
大会は、午前に5分科会、午後の全体会で、基調講演、大会決議とアピール採択を行いました。
参加者からは、基調講演について、「新しい経済をつくるということが実現したらおもしろい。価値観を変え、自分たちで経済を取り戻すという考え方に共感した」「日本の将来について考えると暗くなってしまうが、だからこそ、私たち有権者が行動しなければいけないと再認識した」などの感想が寄せられました。
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▲金子勝慶大教授 |
▲約450人が参加した会場の様子 |
<2017年岩手県消費者大会の概要>
◇大会のプログラム:午前「分科会」、午後「全体会・アピール採択」
午前 分科会:5分科会名(参加人数)
第1分科会:「その食べ物、どこからきている?輸入食品、産直を考える」(90人)
第2分科会:「憲法問題「あらためて日本国憲法のすばらしさを学ぼう」(54人)
第3分科会:「身近なくらしの落とし穴と、私たちにできること」(27人)
第4分科会:「子どものゆたかな学びとは?時期学習指導要領で学校はどう変わるか」(40人)
第5分科会:「地域包括支援センターって?仕事を知って地域の課題を探ろう」(60人)
午後 全体会
■基調講演:「未来を取り戻す対抗戦略を」 金子 勝 慶應義塾大学経済学部教授
※要点:安倍政権の本当の危険性を鋭く指摘し、今後は「食・農・エネルギー・社会福祉を軸に、経済成長を考えることが重要」と訴える示唆に富んだものでした。
■大会決議とアピールの採択
「2017年消費者大会の大会決議とアピール」はこちら【PDF:201KB】
- ジョークを交えた楽しい講演で元気が出た。ニュース等ではわからない話が聞け、大変勉強になった。
- 「待機児童ゼロになってないのに、保育無償化は不平等」はその通り。
- 新しい経済をつくるということが実現したらおもしろい。価値観を変え、自分たちで経済を取り戻すという考え方に共感。
- 政治家、マスコミについて自分の見て考え意見を持つ必要があると教えられました。
- 日本の将来について考えると暗くなってしまうが、だからこそ、私たち有権者が行動しなければいけないと再認識した。
<問い合わせ先>
消費者大会実行委員会事務局 (岩手県消団連内) 電話:019−684−2225
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