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県生協連ニュース

2017/05/24

戦争させない・9条壊すな!岩手の会「STOP!共謀罪」緊急学習会開催報告

 

 岩手県消団連・県生協連など129団体で構成する「戦争させない・9条壊すな!岩手の会」(構成:129団体、事務局:県消団連・県生協連)は、2017年5月22日、盛岡市内のプラザおでって(中ノ橋通)において、市民・生協組合員・関係団体のメンバーなど約150人の参加をえて、標記の緊急学習会を開催しました。

 当日は県生協連の加藤善正会長理事が「この“共謀罪”は、大きな批判を浴び“テロ等準備罪”と名称を変えましたが、犯罪を実行する・しないに関係なく、法律に違反することを話し合うだけで処罰される、過去3度も廃案になった危険な法案です」と挨拶しました。

 ※正式名称:「組織犯罪処罰法改正案」、一般的に「テロ等準備罪」または「共謀罪」と略します。

▲会場の様子 ▲講演中の佐々木良博弁護士

佐々木弁護士「子どもたちのために共謀罪を許してはいけない」。いわての会から当面の運動提起。

「平和憲法・9条をまもる岩手の会」の呼びかけ人であり、憲法改悪反対岩手県共同センター代表の佐々木良博弁護士が「ストップ共謀罪!」と題する講演を行いました。佐々木弁護士は、戦前の戦争への道の動きや過去3回の廃案になった経過、現在の安倍内閣の右傾化などを説明し、「“共謀罪”は、国の施策に反対する個人や団体の監視や弾圧に利用される“監視社会”を生む可能性が大きく、子どもたちのために法案成立を許してはいけない」と訴えました。岩手の会事務局から吉田敏恵県生協連専務理事が、当面の運動提起をした後、「多くの国民の疑問や反対に、きちんと答えずに“共謀罪”法案改正に向かうやり方に怖さと市民がものを言えなくなる社会にならないか」と指摘しました。

感想の紹介(一部抜粋):「共謀罪の目的は声をあげる国民への弾圧なのは明白」など。

参加者たちからも、「共謀罪の目的は声をあげる国民への弾圧なのは明白。次は徴兵制か?」「勉強不足で共謀罪の恐ろしさを認識不足でした。参加して、怖さが良く分かりました。もっとみんなに知らせていかなければと思いました」「共謀罪だけでなく、社会全体が戦争へと向かっているのでないかと心配です」「こうした集会や労働運動ができる社会であらねばと思います」などの感想が寄せられました。

「ストップ共謀罪!6・3緊急県民集会」 6月3日(土) 11時〜 盛岡城址公園多目的広場

<問い合わせ先>

岩手県消団連団連・県生協連 事務局 電話:019-684-2225

平和環境岩手県センター(TEL:019-623-9201)

憲法改悪反対岩手県共同センター(TEL:019-625-9191)