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県生協連ニュース

13/04/08

岩手県消団連・くらしネットいわて主催

学習講演会「電気料金を斬る」報告・東北電力と意見交換会報告〜

 

 岩手県消団連(岩手郡滝沢村、高橋克公会長)とくらしを考えるネットワークいわては、2013年3月26日、午前、岩手県民会館において、元北電社員の水島能裕さんを招いて、「電気料金値上げを斬る!〜なぜこの時期に大幅な値上げが必要なのか?〜」をテーマとする学習講演会を約60人が参加して開催しました。

 この学習講演会では、東北電力が2月14日に経済産業省に申請した、7月1日からの電気料金の大幅値上げについて、講師の水島さんは、「原発をやめれば原発の運転費用、使用済み核燃料の再処理費用、高レベル放射性廃棄物等の処理費などが節約できる。原発を維持するからこそ値上げとなる」など指摘した後、値上げをしないで済む5つの方策を提示しました。

○講演のポイント:こうすれば「値上げはしなくて済む」

(1)高コストの原発廃炉の道筋をつける

(2)LNG(液化天然ガス)などの燃料調達価格を引き下げる

(3)効率的なガスや石炭発電を導入する

(4)風力・太陽光・PPS(独立系発電会社)の系統接続の保障と新規参入の促進

(5)省エネ促進で電力料金の総負担を軽減させる。

▲会場の様子 ▲講師:水島能裕さん

相次ぐ値上げへの抗議!東北電力との意見交換会報告

岩手県消団連とくらしネットいわては、3月26日午後、東北電力との意見交換会を約40人の参加で開催しました。東北電力側からは小林隆典岩手支店広報部長など5人が出席し、先ごろ国に申請した7月1日からの値上げの理由を説明しました。これに対して、消費者側から、「本当に値上げが必要なのか、原子力に頼らないエネルギー供給を考えるべき」「節電を要請しておきながら需要減を値上げ理由にするのはおかしい」「被災者が暮らしの再建・復興に努力しているのに水を差すような値上げは困る」「やっとの思いで再建した水産加工場に17.7パーセントの値上げは耐えられない」「役員報酬の減額幅が少ない」など怒りと抗議の意見が相次ぎました。

経済産業省「東北電力の値上げ認可意見募集」にみんなの声をあげましょう

経済産業省は、5月9日(必着)を期限とする《東北電力株式会社の電気料金値上げ認可申請等に係る「国民の声」の募集》を現在募集しています。「電子政府の総合窓口」のホームページから、「反対の意見」を提出しましょう。意見応募は、HPにある「意見提出フォーム」から提出できるほか、所定のフォームをダウンロードして、郵送やファクスで応募できます。

電子政府の総合窓口の「国民の声募集」のページはこちら

<問い合わせ先>

岩手県消団連 事務局 電話:019−684−2225