岩手県生協連(加藤善正会長理事)や岩手県消団連など17団体で構成する「いわて食・農・地域を守る県民運動ネットワーク」(略称：いわて食・農ネット､荻原武雄会長)は、2011年10月15日に、県内の4箇所(盛岡市・いわて生協ベルフ仙北店、花巻市・母ちゃんハウス だぁすこ、奥州市・コープAterui、一関市・コープ一関COLZA）で、「TPP参加反対」のアピールと「TPP交渉参加反対岩手県民20万人署名」を各団体のメンバー52名の参加で、市民に呼び掛けました。署名に協力いただいた市民は、「国内の農産物がなくなっては困る」とか、「お米までふくめ学校給食が外国産で占められるようになれば、子どもたちの健康が心配です」(一関市・30歳代母親)などと話しました。この取り組みで約300筆の街頭署名が集まりました。

　☆いわて食農ネットニュースNo.2(10月17日発行)はこちら(PDF 220 KB)

▲一関市・コープ一関COLZA店	▲盛岡市・いわて生協ベルフ仙北店
▲次々署名する市民	▲署名を呼び掛ける食農ネットのメンバー
▲街頭署名の様子▲

●10月21日岩手県議会で「TPP交渉参加反対の請願」を全会一致で採択

いわて食・農ネットが、10月17日に提出した「環太平洋連携協定（TPP）交渉への参加に反対する請願」が、10月21日の岩手県議会本会議で全会一致で採択されました(県JA中央会も提出)。これを受けて、達増拓也知事は、現時点での交渉入り決定は「時期尚早」とする「TPP協定交渉に関する緊急提言」を岩手県として10月28日に与党民主党の岩手県連に提出しました。

＜問い合わせ先＞

岩手県生協連　事務局　電話：019−684−2225